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2019年4月9日選択肢

*注文住宅を建てる場合の選択肢*

 工務店・建築家・ハウスメーカー・パワービルダーおおまかに4つに分けられます。

 工務店の中でも分けるとしたら、

①建築家(設計事務所)の施工を主とする。

②建売住宅(ツーバイフォー)が主だが、注文住宅も不動産屋さん経由で注文住宅も施工する。

③大手ハウスメーカーの下請けから始まり、独立し、宣伝力は優れているが、プリントのサイディングで OOO風が得意。

④木の家が得意で設計事務所の仕事もするが、ほとんど自社設計施工の会社。

⑤基は建材メーカーだが、大量仕入れの利点を活かし、注文住宅も請け負う。

⑥建築家風の白い住宅が得意で、ディテールの詰めは甘いが窓が少なく、一見するとスタイリッシュ。

⑦フランチャイズ加盟の工務店。

 宝建設は建築家(設計事務所)の方の施工も致しますが、設計施工の仕事と両立を目指している工務店です。

*工務店の長所と欠点*

 長所は・・・

①予算に合わせる能力は、建築家・ハウスメーカーなどに比べて長けております。

②地域密着で、職人さんとの距離が近いので、気軽にメンテナンスを含めて、職人価格でできます。

③展示場やTVの宣伝、営業に経費をかけていないので、お客様に反映しております。

④華美で奇抜を優先せず、お客様に対し柔軟に対応しております。

 短所は・・・

①設計に関しての知識不足で、設計力が弱い。

②建築条件付きの土地などで、ありきたりの住宅になりがち。

③安く早くの形式が多くなり、プリントされたサイディングで済ませてしまう。

④営業力の不足により、大手加盟店になり、加盟団体の手法を使うことが多くなってしまう。

*結論*

 (工務店の場合)

工務店施工の場合、温熱環境に優れ、木の住宅ならば、構造体あらわしでやすらぎのあるシンプルで本物の家が実現できます。

また、設計力が弱いのが工務店の悩みでしたが、最近では大学の建築学科や設計事務所出身で、建築家監修の設計教室に

通う方も多くなり、アーキテクトビルダーが多くなってきています。

特に地方が資本主義に侵されてなく、敷地条件に合わせた街並みにもとけ込む住宅を造る工務店多くあります。

本来、ハウスメーカーがあるのは日本だけで、他の国々は地域のビルダーが住宅を建てます。

ハウスメーカーは量をこなし会社が成り立ち、その分利益が出ない住宅ではなく、生産施設に移行している

会社が多くなっております。よって、将来的にハウスメーカーが存在するかは、棟数が止まったとき無くなると思われます。

では、実際にどのような点に留意すべきかを示したいと思います。

 

家は買うものではなく、なおかつ造りあげるもの、そして育てるもの

 

旅行に行き、素敵な旅館やホテルに泊まり、風情のある中庭に癒やされ、そんな暮らしが日々毎日送れたら

そんな幸せを目指すべきです。

その為には、風情のある街並みでも建築家の造った公共建築でも、プリントされた偽物は一切使いません、

将来永遠に残る材料で造るのが一番です。

もちろん、どんな材料も劣化はします、しかし本物の材料ならばそれが味わいとなり、メンテナンスも容易です。

派手派手しいプリント物は、最初は目に新しいですが、劣化には耐えられず将来は廃れてます

そして、勉強が足りない設計力の低い提案ばかりの工務店は、早く工事を済ます事のできる乾式の材料で造り、

感動する住宅造れません。

 

弊社ではローコストでありながら、なるべく本物の材料を使い、小さくても豊かな気持ちになれる住宅を目指し、

それが何十年後かの笑顔に結ぶ事を願い、努力して参ります。

 

工務店