現在、渋谷の商業地域で防火地域の狭小店舗付住宅の計画を
進めています。そこで、都市住宅の狭小住宅に於いての巨匠
建築家として 東 孝光 氏 がいます。「塔の家」として
1966年に竣工され、今尚 現存する狭小住宅のお手本です。
この住宅は道路拡幅の結果 6坪の敷地に3.6坪の建坪です。
地下1階・地上5階の6層の建物でトイレ・洗面室・浴室含め扉はなく
すべての部屋は連続しており尚且つ中3階には吹抜けスペースで
プライバシーも確保され景色も切り取る空間もある建物です。
この建物も日本建築学会賞を受賞しており、現在の左官としてコン
クリートを扱かった設計は都市に住むことの「気概」を見せつけ
られる思いです。
今、宝建設で進めているプロジェクトも途中まではRC造・狭小店舗付
5階建て二世帯住宅だったのですが店舗付4階建て単世帯へと変更と
なった為 ローコスト住宅としての挑戦も意味があり、耐火建築の木造
住宅を進めております。
現在、住友林業でも2×4木造での4階建てバージョンを昨年発表して
ました。小さな工務店ですがハウスメーカーに負けない新しい技術と
設計力を目指し、日にプランニングしております。プランが出来あがった
らUPしますので乞うご期待!!
また、防火地域の耐火建築・準耐火建築でのローコスト木造建物を検討
している方がいればご相談お待ちしております。地盤耐力が悪い場合に
有利な木造住宅です。