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2012年1月20日デザイン住宅の系譜 その5

現在、渋谷の商業地域で防火地域の狭小店舗付住宅の計画を

 

進めています。そこで、都市住宅の狭小住宅に於いての巨匠

 

建築家として 東 孝光  氏 がいます。「塔の家」として

 

1966年に竣工され、今尚 現存する狭小住宅のお手本です。

 

この住宅は道路拡幅の結果 6坪の敷地に3.6坪の建坪です。

 

地下1階・地上5階の6層の建物でトイレ・洗面室・浴室含め扉はなく

 

 すべての部屋は連続しており尚且つ中3階には吹抜けスペースで

 

プライバシーも確保され景色も切り取る空間もある建物です。

 

この建物も日本建築学会賞を受賞しており、現在の左官としてコン

 

クリートを扱かった設計は都市に住むことの「気概」を見せつけ

 

られる思いです。

 

今、宝建設で進めているプロジェクトも途中まではRC造・狭小店舗付

 

5階建て二世帯住宅だったのですが店舗付4階建て単世帯へと変更と

 

なった為 ローコスト住宅としての挑戦も意味があり、耐火建築の木造

 

住宅を進めております。

 

現在、住友林業でも2×4木造での4階建てバージョンを昨年発表して

 

ました。小さな工務店ですがハウスメーカーに負けない新しい技術と

 

設計力を目指し、日にプランニングしております。プランが出来あがった

 

らUPしますので乞うご期待!!

 

また、防火地域の耐火建築・準耐火建築でのローコスト木造建物を検討

 

している方がいればご相談お待ちしております。地盤耐力が悪い場合に

 

有利な木造住宅です。

 

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