横浜市 注文住宅の手引き
その1 都筑区の場合
この区に限らないのですが新興住宅地で住宅公団が街づくりを管理
している為、第一種住居専用地域が多く建ぺい率40%・容積率80%
北側斜線・外壁後退などとにかく厳しく規制して良好な街づくりを目指
しています。
充分な敷地面積があれば平屋でも良いのですが仮換地の敷地などをやっ
と買えた場合、やはり坪単価の高い土地となります。その中で、お客様
の要望する広さを実現する為、容積率の緩和される地下室付住宅を提案
した例をご紹介致します。
⇑ SU邸 外観
⇑ SU邸 断面図(地下アトリエ付)
⇑ SA邸 外観
⇑ SA邸 平面図(地下寝室・プレイルーム付)
横浜市 注文住宅 その2 その3
その2 鶴見区の場合
住宅密集地で北側道路のみ視線が抜ける状態で8軒の家に囲まれてい
る敷地条件の場合、外からの視線を遮りつつ明るく風通しのいい家の
希望をかなえる方法として中庭から自然を取り込み囲まれた土地の弱
点を克服するのが一番良い方法と思われます。
中庭を設けて室内に光と風を取り入れて、自然(中庭)との一体化に
より周囲の視線を気にせず開放的な暮らしができます。
またトップライト及び光の床により、上部からも光を取り入れ水廻り
とも一体化することにより清潔感あふれる空間が生まれました。
その3 神奈川区の場合
横浜の港を見おろせる坂の多い町の場合、やはり夏の花火大会を見れる
テラスからの眺望が優先されます。
この敷地は三角形で道路も狭く敷地も広くなく北側斜線も厳しかったので
施工は大変苦労しました。
この難条件の中、地下室付です。
設計は有名建築家の豊田空間デザイン様でビフォーアフターも5回も出演して
いらっしゃる方です。
この辺りは三菱ホーム、住友林業等のメーカーが多く建ち並んでいるのですが、
変形敷地なら建築家には敵いません。
ちなみに、私佐藤もビフォーアフター出演依頼ありましたが、断りました。
あまりに照れくさすぎて….。
この施工は地下はRC、1,2階は木造なのですが、大スパン構造により
鉄骨も使用しています。階段も鉄骨階段による造作、すべて造作。メーカーの
ように既製品は使わず「家は買うものではなく、創るもの」を貫いています。
建築家の設計の家を多く手掛ける宝建設の施工能力と
自画自賛は、いき過ぎですが
このノウハウをお客様にフィードバックしたいと思っております。
その4 都筑区の場合
地下室付、中庭付の住宅です。
わたし(佐藤)が設計工房環にて担当させていただいた物件です。
ボリュームのある外観には適度な変化を施してシンプル過ぎないインパクト
及び重厚さを表現しております。
玄関を入ると中庭を通して見えてくるリビング。
この扇形のリビングは中庭側を要として外部へ開放されます。
横浜市 注文住宅 その5
都筑区の和風住宅
先代の社長が創った本格和風住宅です。
横浜市 注文住宅 その6
青葉区の回遊できる家
玄関土間は奥に見えるバックヤード土間へ続きます。実用的にもアウトドア用品置き場として活用
できバックヤードから裏のウッドデッキへ回遊できます。
リビングがウッドデッキに続くことでさらに回遊性がつながります。
横浜市 注文住宅 その7
金沢区の土間リビングの家
大きな土間リビングを設ける事で玄関・中庭・ダイニング・デッキ
までを一体とし近所の海の潮風が感じられます。
土間のたたきは珪藻土なので冷たくなく保湿性もあります。