張り合わせをしていない無垢材を使ったマンション
リフォームへの関心が高まっています。
杉や檜など天然の板を床や壁に使い、木のぬくもりを
実感できる住空間、マンションだからあきらめていたけれど、
管理組合の規約によっては、以外と可能なマンションも
たくさんあります。
中古のマンションを購入し、杉の無垢材でリフォームなさった
A邸。玄関を開けると、爽やかな木の香りが広がります。
洗面所以外の床全面に並ぶのは、厚さ15ミリの杉板。
板ごとに木目や色合いが微妙に異なり、天然木ならではの
味わい。防音対策の為、ゴム製の脚で支える内床を作り、
その上に敷いた吸音材のマットに無垢材を固定している。
壁の一部や作りつけのパソコン机も杉板。Aさんは何度も
材木屋に一緒に足を運んでくださり、ゆっくり時間をかけて
リフォームを楽しんでくださいました。
マンションなどで使われる木材は、薄い板を張り合わせた
合板が主流。無垢材は値が張り、季節の湿気によってわずかな
すき間ができたり、そったりもありますが、むしろ自然を
楽しんだり、木の感触や経年変化を楽しめる方にはお薦めです。
無垢材は生きた材料だと理解してくださる方にお薦めです。
Aさんは床のワックスがけもおこないました。
「手入れをするのも、家を育てているようで楽しい」とのこと。
間取りの変更やキッチン、風呂の入れ替えなども含め、
リフォーム総額は約800万円でした。
管理規約を守った上で、天然木と共に暮らすマンションの
リフォームはいかがでしょうか。
お気軽にご相談ください。