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2012年2月3日二世帯住宅にすると20年間で7000万円プラス

二世帯住宅にすると20年間で7000万円プラスになるという試算

 

 

 

 

昨年の3.11以降「家族の絆」が見直され、昔は当たり前だった親との

 

同居=二世帯住宅に注目が集まっている。大手住宅メーカーでは震災以降

 

(昨年4~12月)の多世帯住宅(二世帯住宅含む)の契約数が、2010

 

年度には全国で8%だったのが、2011年度には約10%に。東北・

 

北海道エリアにいたっては約8%から約20%に増加したという。

 

 

「絆」以外に金銭的なメリットが大きいことも、二世帯住宅増加の

 

理由だ。夫婦と子供ふたり、祖父母を交えた6人家族の、別居と場合と

 

二世帯の住宅の場合、20年間のトータル生活費は。

 

別居の場合

 資産総額 7680万円(子) 5760万円(親)

 住宅費  3600万円(子) 0円(親)

 家賃更新費 150万円(子) 0円(親)

 駐車場代  480万円(子) 0円(親)

 妻の給料    0 円(子) 0円(親)

 計  1億1910万円(子、A) 5760万円(親、B)

 子+親合計 1億7670万円(C)

 

同居の場合

 支出資産総額 9120万円

 住宅費     5400万円

 家賃更新費      0円

 駐車場代       0円

 妻の給料  +3480万円

 計     1億680万円(D)

 

1億7670万円(C)ー1億680万円(D)=6990万円

二世帯のほうがお得です。

 

 

仮に子世代は、家賃15万円の賃貸マンションに暮らす40代の4人家族

 

(夫婦と子供ふたり)とすると、家賃の総額は3600万円。そして

 

平均消費支出は1か月32万円(総務省家計調査報告より)で7680万円。

 

それに家賃更新が20年で10回とすると150万円。車の駐車場代が480

 

万円あるとする(車両本体のローンはなしとする)。これらを合計すると

 

1億1910万円(A)。また、70代の親夫婦の平均消費支出は

 

5760万円(B)。持ち家で暮らしており家賃はゼロで計算。

 

つまりA+B=1億7670万円(C)が別々に暮らした場合にかかる

 

金額となる。

 

 

 

 

一方、二世帯住宅の場合は、家族6人の平均消費支出は1ヶ月

 

約38万円を20年で9120万円。それに住宅費5400万円

 

(上物代4500万円のうち、頭金1500万円で3000万円

 

借入れ、月々10万7000円、ボーナス時25万円x2回で、

 

20年返済した場合住宅ローンは合計3900万円)。妻が再就職を

 

して3840万円稼いだとすると、20年間の生活費は計1億680万円

 

となる。CからDを引くと6990万円、つまり二世帯で暮らした方が

 

20年間で約7000万円もお得ということになる。

 

では、実際に二世帯住宅を建てるとしたら、いくらかかるのだろうか。

 

 

ローコスト住宅から高級住宅まで住まいの建築費用は幅があります。

 

例えば、坪当たり80万円で50坪の家を建築した場合、住宅設備

 

機器も含めて約4000万円かかります。その建築費にプラスして

 

諸経費を用意する必要があります。

 

また、家を建てるには、上物代以外のお金もかかることを忘れては

 

ダメです。親の土地に二世帯住宅を建てる場合、上物の建築工事費

 

以外に、現実の家の解体費用とその他諸経費用が必要です。

 

主な費用は1、建築のための費用 2、登記費用 3、住宅ローンを

 

組むときにかかる費用 4、建て替えに必要な費用 5、税金

 

建て替えに伴う解体費用や外構・冷暖房設備の設置などにより

 

費用は大きく変わります。

 

諸経費の目安は500万円から1000万円用意しておきたい

 

ところです。

 

 

 

当社の二世帯住宅の事例です。

 

1階親世帯・2階子世帯です。共有空間となる玄関・階段をトップライトで明るく照らします。

 

 

 階段

2階

 

 

 

 

 

二世帯住宅のご相談お待ちしております。