温故知新 その6
ある有名なリフォームポータブルサイトの社長からの情報ですが
〇〇そっくりさんの実態としてお客様とのもめごとが多いようです。
設計士等との話し合いで話題になるのですが、坪〇〇万円という定額
で宣伝していますが構造体は実際、調査する前にはわからない事が多く
あります。特に昭和56年前の新耐震以前の住宅ですとお客様が申請図
を持ち合わせてない事が多く水廻りや床下の根太・筋違いの金具・白蟻状態
はスケルトンにしてからでないと正確な見積り金額は出せません。
また、お客様の要望も多種多様な為、定額は難しいのではないかと思います。
ただ、工務店は高級寿司店ではないのでカウンター料金で値段は時価という
ものにもできず悩ましい所です。
地方のショッピングセンターではリフォーム業として設備機器の金額ははっきり
提示して近隣大工さんの職人が取付費・諸経費を請求するという方法がにぎわって
いるそうです。この方法は私も賛成です。
先ほどお話したように構造体は全くいじらず、クロス・塗装・擁壁の移動などは
定額でも、ある程度はできますが大規模リフォームはやはりしっかり腕の立つ
大工さんに任せるのが一番だと思います。
⇑ 当社で施工したスケルトンリフォーム
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